看護学校 実習で単位を落とす人の特徴 落とさないための対策
Kasumi です。
看護学校って実習がきついとよく聞きます。
それは本当です。
理由は寝る時間がないから、基本だけではなく、ある程度の応用力が問われる、細かく教わっていないことでも、調べて学ばなければならないからだと思っています。
今回は私の主観ですが落とす人の特徴、落とさないためにやるべきことを書いていきます。
- 実習を落とす人の特徴
- 対策
- まとめ
実習で落とす人の特徴
- 提出物を出さない(間に合わない)
- 間に合うと思って油断する
- 時間にルーズ(ルールを守らない)
- ギリギリでなんとか単位を取っている人
提出物を出さない
私の学校ではいつまでにどこまで仕上げ、何曜日のカンファレンスで何を発表するか決まっています。
他の学校も同じだと思います。
再実習になる人の特徴として、提出物を出しません。終わらなくて出せない状態です。
何故か焦って徹夜でやってくるけど間に合わない人があまりいなく....できませんでした。わかりません。とよく言います。
しかし、実習では提出物の期限や、記録の内容は配点が大きいためかなり重要です。
逆に実技は意外と点数ないです。
間に合うと思って油断する
私は人間常に全力は難しいと思っています。
でも、油断は禁物です!
実習をしていると一見やる気がないように見える人もいます。
私もそう思われるタイプです;
でも、やる気がないわけではなく、オンオフを切り替えているだけ...
学内日などはゆっくりご飯食べたり、記録しながらウトウトしてしまったりします。
そんな人を見て、安心してやらないと実習落とします。
私みたいなタイプは意外と心配性が多いので、前日に徹夜して学内日の分の記録も終わっています。
心配で記録をつけてたら朝になってしまって、午前中のうちに先生に質問しに行ってホッとした結果ウトウトしているだけ!
提出が間に合わない人に限ってなんとかなる、60点はもらえると思います...
自分がやらないと終わりません。
時間にルーズ
私の学校では殆どいませんが、遅刻する。
カンファレンスの時間になっても来ない人はたまにいて、やっぱり印象は悪くなります。
他ができていれば落とすことはないと思いますが、遅刻、欠席はマイナス点がかなり大きいので軽はずみに休むと落とす要因にはなります。
またルールを守らない人も印象悪いです。
靴下の色は白!カーディガンの色は紺など決まりがありますが、何故か守らない...
花柄の靴下を履く理由がどこにあるのでしょうか?
靴下を忘れるなら初日に5足くらい鞄に入れておけばいいのにと思います。
忘れるくらいなら持ち歩いた方がましかと。
そんな些細なことを気にしない!どうにかなる!と思ってしまう人は他の行動でもいい加減さが出てしまうので落とすことがあります。
ギリギリでなんとか単位を取っている人
実習になると学力が高い=評価が高いわけではないのですが、テストの点数が悪い、再試ばかりでなんとか単位を取っている人は実習でも躓くことが多いです。
普段の知識がないから記録が出来ない(記録の書き方がわからない)だったり、そもそもの効率の良い学習方法が確立されていないのかな?と思います。どんな本を調べるとどんな事が書いてあって参考にできるかわからないのかと思います。
対策
- 提出物は期日を守る
- 気を抜くならある程度終わらせてから
- 自分に合う参考書、教科書を見つけておく
- わからないことは先生に聞く
提出物は期日を守る
当たり前ですが、ちゃんと提出します。
変な話、間違えたって修正すればいいんです。
わからないからやらないではなく、自分の考えでまずやる。
わからないところをカンファレンスでグループメンバーに聞いたり、先生や指導者さんに個別で聞く。とにかく出すこと。
気を抜くならある程度終わらせてから
全然終わっていないのに間に合うことは魔法でも使えない限り無理です。
全然出来てないけど、終わる人は終わられる事ができる能力、学力が備わっています。
また、記録としては進んでいないけど、頭の中で構成されていたりします。
考えもまとまっていない、何をしたらいいかわからないで記録は終わりません。
だから、今日はここまで!と目標を決めて記録はした方が確実です。
私はここまで!がわからなくて、進まなければ、わからないところは翌日質問して、先にできる他のところを進めています。
自分に合う教科書や参考書を探しておく
例えば、誤嚥について取り組むとして、誤嚥ってどこに書いてあるの?から始めると大変です。
受け持つ患者さんの疾患はわかりませんがどの本を使うと記録を書きやすい、根拠がしっかり書いてあるかはわかっておいた方が楽です。
初めはカラーの参考書に心惹かれますが、教科書はやっぱり無難です。
誤嚥なら
誤嚥の機序はどこに書いてある
食事中の姿勢は?
老年は何故誤嚥しやすいのか?
何をもって誤嚥している、していないと判断するのか?
などがどこに書いてあるかはなんとなく調べておくとかなりスムーズですし、私はただインデックスつけたり、線引いたりしているだけでノートは作りませんが、国試を解いたりしていると、あれ?どこかで見た...って思い出したりします。
わからないことは聞く
わからないことはカンファレンスで聞いたり、先生に聞いたりした方がいいです。
私は先生大好きなので、アセスメントが終わったらほぼ必ず聞きます。
質問するのが恥ずかしいと思って質問しないで、最後まで明後日の方向に進む人いますが、私は勿体無いと思います。
質問したら怒られると思うかもしれませんが、質問の仕方次第で怒られることはありません。
例えば、わかりません。どうしたらいいですか?
これは怒られます。
まず調べなさいと...
ではどう質問したらよいのか?
わからないところがあるのでお聞きしたいのですが...
〇〇について調べたら教科書には〇〇と書いてあってたのですが、指導者さんには〇〇と教わりました。私は〇〇だと思っているのですが、アドバイスを頂きたいです。
これなら怒られないかと...
わからないから調べたその結果ここまではわかったけど、ここから先がわからないだったり、どれにも当てはまらないからわからないと聞けば、先生も、あー、そこは基本はそうなんだけど、臨床では...なんて教えてくれます!
記録もわからないから途中で放置ではなく、とりあえずわからないなりに書いてから、ここの表現しっくり来ないのですが、とかこの表現で大丈夫ですか?と聞くとよいと思います。
先生もやってくれば修正できるとよく言います。
まとめ
実習では感染症など絶対に行けない状況になれば再実習もありますが、頑張ってなんとか仕上げれば完成度はある程度低くても、迷子になっても60点は貰えます。
ただ、最後まで分からず仕上がらない、あまりにズレててどうにもならなければ再実習になると思います。
そのズレを修正するためには質問するのがいいと思います。
以上です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。