看護学校 実習って何するの?
Kasumi です!
看護学校って実習!ってイメージが強いと思いますが、実習と言われても何をするのか、何が必要なのかわかりませんよね...
と言うことで、今回は実習でやることをまとめてみました。
- 実習とは
- 実習って何するの?
- まとめ
実習とは
実習とは、簡単に説明すると、授業で学んだことを、実際に患者さんと関わり実践します。
私の学校を含め、実習については事前にオリエンテーションがあることが多いのですが、授業の中で、実習で行うのと同じような記録を練習する機会は少ないです。
先生方は説明をしてくださるのですが、実際に見たことがないから想像がつかない...と言った問題もあり、初めての実習は大変ストレスでした。
では、実習とは実際に何をするのか?
実習って何するの?
- 病院、病棟でオリエンテーションを受ける
- 患者さんが決まる
- 情報収集を行う
- アセスメント
- 関連図を作る
- 看護計画を立てる
- 問題について関わる
- サマリーを書く
病院、病棟オリエンテーションを受ける
初めての実習では病院のオリエンテーション、病棟のオリエンテーションの両方を受けることが多いと思います。
病院のオリエンテーションでは理念とか、どんな科があるのか?病床数は?歴史は?
なんてお話を聞きます。
病棟のオリエンテーションでは、どんな疾患の方が入院しているのか?
他の科と比較してどんな特徴があるのか?
業務の特徴は?
必要な物品はどこにあるのか?(シーツはどこにあるか?お湯はどこから持ってくるのか?オムツはどこに捨てるのか?など)
どこに何があるのか?(入浴はどこで?予約方法は?など)のお話を聞きます。
患者さんが決まる
そのままの意味ですが受け持ちの患者さんを決めます。
患者さんの選定方法はまちまちで、初めての実習では、患者さんのリストに対し、出席番号順に受け持ちを決めさせて頂きました。
先生も初めての実習だとどんな疾患の方を受け持ってみたいとか全然わからないよね?と言った感じで単純に順番で決まりました。
2回目からはグループメンバーにより異なりますが、じゃんけんで勝った人から、とか、いっせーのせっ!で指差して決めたりしました。
2回目になると受けもたせて貰いたい疾患だったり、前回と違う性別だったり選ぶ基準ができます。
※ここで勘違いして欲しくないのは、この患者さんだから嫌とか言う人はいません。
あくまで女性ばかりだから男性でとか、今までは会話が出来る方だったので、コミュニケーションを取るのが難しい方で...とか満遍なく学びたいからって理由です。
情報収集を行う
ここからが問題の情報収集です!
みんなの悩み情報収集...
限られた時間で収集しなければならないところが難しいです。
情報収集のレベルは徐々に上がっていきます。
1年生で初めての実習の時は、情報収集と言っても簡単な情報収集でした。
排泄について
睡眠時間について
と言ったレベル。
少し細かく説明すると、排泄は量、回数、形状、入院前は?現在は?って感じで、量や回数と形状にプラスして入院前との変化とかですかね...
例えば便秘!と思っても元から3日に1回だったりしますしね!
しかし、回数を重ねるごとに取る情報量も多くなります。そして難しくなる。
血液検査の結果、レントゲン、使用している薬などもわからないといけなくなります。
今になれば栄養を表す項目はなにか?とか貧血を表す項目は?とかわかりますが、わからなかったら全部書き写すしかない。
私は今でも書き写してます;
まだ何を表す数値かわからないものがたくさんあるからです。
アセスメントする
私はアセスメントはあまり嫌いではありませんが、記録としてはとても量が多いです。
ロイなら12項目、ヘンダーソンなら14項目、ゴードンなら11項目の時点で患者さんを見て分析します。
1年の実習は今思えば、浅浅のアセスメントでも大丈夫でした。
問題ない項目はデータを書いて、〇〇だから問題なし!以上!ってレベル...
知識自体がないこと、教わっていない範囲もあるため、出来ることプラスαやってみる!感じでした。習ってないことも少しやってみよう!ってスタンスで...
しかし、アセスメントもどんどんレベルが上がります。
初めての実習ではこの形式のアセスメントはなく、もっと簡単なメモ?のようなものでした。
↑でも、その時は多いと感じました。
2回目からは全ての項目、問題ないものはなし!でよい。
3回目から問題はなくても、何故問題ないのか、今後起こりうるリスクも記入。
4回目からは複数の疾患を踏まえて記入←ここで一気に難易度が上がりました。
心臓と肺が悪い方、心臓と腎臓が悪い方、色々います。
アセスメントをすることで看護問題が出てくるし、アセスメントしたことを関連図にするので、計画の前はここが1番大切な気がします。
アセスメントをしっかりやらないと関連図を書くときに迷子になります。
関連図を作る
関連図は一枚の紙に患者さんを図として表します。
関連図は参考書も売っています。
私はアセスメントをする時点で、関連図の参考書も参考にしています。
その方が、関連図に移行しやすいので...
教科書と参考書があると書きやすいです!
看護計画を立てる
アセスメントして明らかになった問題の計画を立てます。
私は毎回短期目標に苦戦します。苦戦する方が多いです....
参考書は参考になりますが、個別性がなくなったり、受け持ちの患者さんに合わなかったりします。
観察項目は結構参考になりますが、短期目標は参考にならないことが多いです。
恐らく病態が原因の句になっていることが多いからだと思います。
例えば、麻痺があることに関連した褥瘡
同一部位の持続的圧迫に関連した褥瘡
この2つの問題があったとして、麻痺に関連したは、麻痺は治せないので看護介入出来ませんが、同一部位の持続的圧迫なら体位交換したらよいので看護介入出来ます。
参考書ではこの麻痺に...とか脳梗塞に...なんて書いてあることが多いです。
問題について関わる
看護問題に介入し評価をします。
毎日の記録はsoapです。
私はsoapがいまだに苦手です。
結構出来ない人多いイメージです。
出来ます!わかりますって人に聞いても、明らかにOデータとして書いたことをAでまた繰り返しています。
soapのAが常に異様に長い...って方に多いです...
長くなることもありますが、毎回毎回長くなることは無いような気がします。
そして、最終日に評価します!
短期目標は達成できたのか?を書いていきます。
サマリーを書く
最後にサマリーを書きます。
これはどんな患者さんなのか?
どんな問題があってどんな介入をしたらどんなことが起こったのか?
目標は達成できたか?
続ける必要があるのか?
修正する必要があるのか?などを書きます。
まとめ
非常にざっくり書きましたが、実習はこんな感じで記録が多いです。
患者さんを受けもたせていただき→情報収集して→アセスメントして→関連図にして→看護問題を出して→問題について関わって→サマリー書く!
これが流れ!
特に2年生からは記録の量が多い印象です。
私は実習中のはじめの週の月曜、火曜はほぼ寝ません。(3時間くらい)そして、水曜日に一度ゆっくり寝てリセット、木金は、大体5時間睡眠です。
2週目も1日くらい頑張って睡眠削りますが、まぁ4.5時間は寝ます!
今回は実習についてまとめてみましたがやること多くて、うまくまとめられませんでした。
また、リベンジします!
最後までお付き合い頂きありがとうございました!